【前村医院】第二子の産院選びについて/入院レポート

育児

入院レポートを書いてみようと思った理由

2024年5月末に、厚生労働省が「出産なび」というサイトを開設しました。
「出産を取り扱う全国およそ2000の病院や診療所などについて、費用やサービスを一覧で確認できるウェブサイト」だそうです。


私自身、2度の出産を行った経験からも「産院選び」は本当に重要だと思っています。


それで、「出産なび」が産院選びの手助けになるのかというと、
「住んでいる地域 分娩」等のワードで検索すれば簡単に見つかる情報なんですよね。


私は一人目の出産の際、産院選びを甘く見ていて沢山後悔した点があり、二人目の妊娠を考え始めたころには慎重に産院選びを始めました。

第二子妊娠出産時にお世話になったのは
東京都大田区梅屋敷にある「前村医院」さんです。

その時一番参考になったのが
出産入院時についてのレポートをまとめてくださった方のブログでした。


そこで私も妊娠出産を検討している同じ地域のどなたかの力になればと思い、
当時の記録を残したいと思います。

本記事は2021年第二子妊娠~出産時)の記憶をもとにまとめています。
最新の状況とは違うところもあるかと思いますが、ご了承ください。

産院選びはスピードが大事!

都内の産院選びは基本的にスピード重視(分娩予約をできるだけ早く取る)となっています。

出生人口が減少しており、お産を取り扱う産婦人科も減少傾向にあります。
そんななか、サービスや施設がよく人気の産院の分娩予約はすぐに埋まってしまいます。

確実に希望の産院で分娩予約を取りたい場合、
妊娠4週・5週で予約を取りに行くのが良いでしょう。そのため、

  • 妊娠前に産院を調べ、あらかじめ希望の産院を見つけておく
  • 妊娠が分かったら(検査薬で陽性が出たら)できるだけ早く希望の産院で受診する

上記のスケジュールで計画を立てれば問題ないかと思います。

もちろん、産院の分娩予約数に余裕があれば受け入れてもらえることはありますので
スタートが遅れたとしても焦らずに産院に問い合わせしてみましょう♪

第一子産院選びの失敗について

第一子の妊娠時、あろうことか私は

母子手帳もらう前は費用の助成ないから、できるだけ遅く受診して一発で母子手帳もらお~

などと呑気に考えており、妊娠9週で初めて受診しました。(妊婦健診が早く保険適用になりますように…!)

当然人気の産院の分娩予約は埋まっており、都立の総合病院での分娩となったのですが

  • 普通分娩
  • 24時間母子同室
  • 大部屋
  • サポート少なめ

の産院で体力・メンタル面でかなり疲弊する入院生活となりました…
その代わり、費用はかなり安く済んだ(手出し5万円以内)のがメリットです♪

もちろん上記の条件の産院がご自身に合っている方もいらっしゃると思います。
これらの条件を否定する意図はありませんのでご理解ください。

ただ、それでも出産育児一時金※で賄えなかった出産費用。(※当時は42万円)

出産費用は都道府県別でかなり差があるので、
ご実家が地方の方は里帰り出産を検討されるのも十分にアリですね。

出典:トモニテ【専門家監修】出産費用はいくらかかった?分娩方法、都道府県によって違う?

私も地方出身者なので第二子は里帰り出産を検討しましたが、
当時新型コロナウイルス流行の真っ只中で、産院側からの制限が多く
(入院予定日の2週間以上前に帰省を済ませておく等)
長女の保育園等の問題もあり、里帰り出産は断念しました。

第二子出産時に前村医院さんを選んだ理由

産院を選ぶ際の条件として、

  • 譲れない条件
    • 無痛分娩
  • できれば叶えたい条件
    • 個室
    • 母子別室もしくは気軽に預かってもらえる

この条件を叶えてくれて、通える距離の産院を…
ということで、前村医院さんでの出産を決めました。

路線の問題で自宅からも職場からもアクセスが悪く、通うのは少し不便でしたが
それを補って余りあるほど満足のいく出産になりました!

実際に出産をしてみての感想

入院前(妊婦健診時)

  • 良かったところ
    • どの先生も助産師さんも優しい
    • エコー動画のデータをスマホで受け取れるサービスがある
    • 3Dエコーも見られる
    • 診察がスムーズ
  • 気になったところ
    • 先生が多いため、一人の先生にずっと診てもらいたい人には向いていないかも
    • 無痛分娩の計画入院日は結構ギリギリまで決まらなかった

無痛分娩の日程は胎児の成長を見ながら決めるので
なかなか決まらなくても仕方ないのですが、入院日の2週間前くらいに決まる感じでした。

前村医院さんは24時間無痛分娩対応ではないため、院長先生の対応できない時間帯にお産がはじまってしまうと普通分娩をすることになります。

一人目を若干早めに産んでいた私は、正産期が近づくと陣痛が来ないか常にドキドキしていました…

どうしても無痛分娩で産みたい!という方は、「24時間無痛分娩対応」の産院を探しましょう!麻酔科医さんや産科医さんが常駐しているので、いつお産が始まっても安心です。
また、「どこまで痛みを取り除くか」の定義はお医者さんによってさまざま。完全に無痛なのか、和痛程度なのか、気になる方は事前に確認しておきましょう!

入院中

  • 良かったところ
    • 陣痛~分娩時は本当に全く痛みを感じなかった
    • トイレ付き個室の料金が一泊2,000円
    • 夜21時~翌朝6時もしくは9時まで赤ちゃんを預かってもらえる
    • ご飯がとっても美味しい
    • 院内のwifiが使える
    • 沐浴指導などはタブレットで動画視聴形式で時間を取られずに済む(これはしっかり教わりたい初産婦さんにはデメリットかも)
    • 退院時にもらえる産声を録音したアルバムが子どもたちに大人気
  • 気になったところ
    • 陣痛室のwifiの入りがちょっと悪かった。入院時のお部屋は快適に使えました♪
    • 当時、立ち合い出産・面会は不可(現在はわかりません。私は二人目のため特に気にしませんでした。夫も長女のお世話で大変だと思うので、逆に不可で良かったとも思っています。)

完全無痛!!

といっても過言じゃないと思います。
陣痛~出産まで、一番つらい時で生理痛(腰が重たい感じ)程度の痛みでした。
初産の時に普通分娩で叫び続けていた身としては本当に有難かったです。

陣痛の痛みを表すグラフが限界値まで達してるのにもかかわらず、余裕で漫画を読んでいました。

テレビとトイレ付個室、しかもお安い

実際に私が使わせていただいた個室の写真です。
トイレも洗面台もついており、テレビももちろん個室なので音を気にする必要なし。
ちょうど年末だったので夜はたくさん特番見ましたね…懐かしい…

前村医院さんには以下のようなお部屋が用意されています。

  • 特別室(上記に加えシャワーもついている広いお部屋):20,000円/泊
  • 個室:2,000円/泊
  • 2人部屋(トイレ無し):1,000円/泊
  • 4人部屋(トイレ無し):差額代なし

正直、一番嬉しかったのがこれですね…!
「疲れているときは赤ちゃんを預かります」と言ってくれる産院は多いですが、
はっきり「夜間は必ず預かります」「お母さんはしっかり寝て体を休めて」と言ってくれる産院はあまりないと思います(私は前村さん以外知りません)

基本は夜21時~朝6時までの預かりですが、希望すれば朝9時までの預かりもOK。
私は退院後大変になるのが分かり切っていたので、当然毎日9時までお願いしましたよ~!

夜間は助産師さんがしっかり記録をしてくださっています♪

ご飯がとっても美味しい

これも本当に嬉しかったですね。
特に院内で焼いているというパンがとても美味しくて、
パンとご飯を選べる献立の際は毎回パンをお願いしていました。

産声メッセージアルバム、大人気

Pushのところを押すと録音された産声が再生されます。子どもたちに大人気過ぎて若干ボロボロ。

出生証明書も産院オリジナル。とても可愛かったです。

費用について

分娩費用は産院によってかなり差があり、御三家で出産すると100万円かかるという話も聞いたことがありますので参考程度にですが…実際の領収書を載せておきます。
(2021年当時のものです。現在は変更になっている可能性があります。)


今回私は前村さんで第二子を出産しましたが、
皆さん優しくて至れり尽くせりで、美味しいご飯を頂けて、夜はぐっすり寝かせてもらえて、母子ともに健康に予定通り退院出来て、こちらの産院にお世話になって本当によかったと思っています。

産後一か月健診を終え、もうここに来ることはないのかなと思うと少しうるっとしてしまいました(笑)

以上、産院のレポートでした。

今後も育児やダイエットに関する色々なことをまとめていきますので
よろしくお願いいたします♪

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